アウトドア子育て
アウトドア経験のほんとうの醍醐味
アウトドア経験には、単なる外遊びの楽しさを超えるものがある。
先日、自宅でバーベキューしようってことになって、
子供たち(小4・小2)に、今までのアウトドア経験を生かして、
「じゃぁ火おこしお願いね」って任せることにしたんだけど、
しばらくして見に行ったら、こんな光景を目の当たりにした。
「うちわ」じゃなくて、
「タイヤの空気入れ」をつかって、火をおこしてる・・・!
たしかに「うちわ」より、たくさんの風を送れるから、早く火がおこるね・・・!
すごっ。そんなこと考えたこともなかった。
子供たちだけで火をおこせるかな~・・・なんて、いらぬ心配だったのね。
わたしの想像をはるかに超えてきた。
これがある意味、アウトドア経験のほんとうの醍醐味だと思う。
『知恵をつかって、今あるものを最大限に生かす』
これは、普段からそういう発想力をもって生活していないと、なかなか出てくるものじゃないんだよね。
だから、そういう発想をしたことに、親としての嬉しさを感じる。
あと、親として、こういう発想力を引き出すためには、
『やり方を教えて、見守る』ってことが大事なんだなって、改めて感じた。
危ないからって、いつまでも親が何でもやっていたら、
子供は学ぶチャンス(考えるチャンス)を失うってこと。
これは火おこしに限らずね。
いつまでも親が世話をやいていたら、自立できない子になっちゃうから、
「やり方を教えて、見守る」って、やっぱり大事なんだって、
私が改めて学ぶ良い機会になった。
親も、子も、成長できる、アウトドア経験。
これこそがアウトドアのほんとうの醍醐味。
私にとって、アウトドアは、そんな深い楽しみを味わえるツールのひとつといえる。
rakunamama
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