大切な友人
こんにちは、らくなままです。
仕事や子育てに追われていると、時間の余裕がなくなって、
過去によく遊んでいた友人とも、交流が途絶えてしまうことってありませんか。
私にはそういう経験があって、
いまや一年間のうちに、実際に会って話す友人は、本当に限られた数です。
「私って、年々友達の数が少なくなっているのかも・・・」
過去には、こう思うこともありましたが、
最近は、むしろ「限られた親しい友人を大切にしていきたい!」 と思うようになりました。
私が実際に会って話す友人は、こんな友人です。
○何でも相談できる友人
○考え方が似ていて気が合う友人
○モノのセンスが合う友人
○一緒に笑い合える友人
○会うと元気になる友人
こんな友人が周りにいるなんて、奇跡!
本当にありがたいことだと感じるようになりました。
ある著書に、こんなことが書かれていました。
社会学の研究で、人はたくさんの人間(例えば10名以上)と「非常に親しい関係」を作ることは困難であることがわかっています。「非常に親密で親しい関係」は数名しか作れない。「親しい関係」は5~6名が限界なのです。
(略)
大切なのは、あなたにとって「重要な数人」とだけ、「親しい関係」を作ること。
家族(配偶者と子供)、パートナー、恋人で数人。友人で2人、職場では、「キーマン」(仕事を円滑にすすめるための鍵となる人物)と「相談者」(気軽に相談できる同僚や先輩)の2人。これで、全部で5〜6人になります。まずは、これだけでいいのです。
樺沢 紫苑 著『精神科医が見つけた3つの幸福』194頁
つまり、たくさんの人と仲良くする必要はないのです。(というか、できないのです。)
親しい友人が1人~2人いれば、それだけで充分満たされるということです。
そう考えると、
周りに親しい友人が1人~2人でもいるのなら、
その友人が大切な存在であるということに気づきます。
決して当たり前ではなく、とても有難いことなのです。
また、どんな人間関係であれ、人と繋がるには、そこに必ず労力が必要ですね。
仕事や子育てに忙しいからという理由で、
自ら何の連絡もせず、誰にも会わない生活を続けていれば、
おのずと人と疎遠になり、いずれ孤独を感じることになります。
孤独は、うつ病などのメンタル疾患を招くこともあります。
残念ながら、その状況は、自ら創り出しているともいえます。
ですから、人と会うことに力を惜しまないことです。
ときどき連絡をしてみたり、直接会いに行ったり、
自ら行動することが必要なのです。
周りにいる大切な友人の存在。
その有難さに気づき、友人との関係性をこれからも大切に育んでいくこと。
これからは、このことに力を注いでいきたいと思っています。
※カテゴリー「『環境を整える』(夫婦)」に保存します。