楽に楽しく生きる♪
こんにちは、らくなままです。
「毎日を楽に楽しく生きる」をテーマにした「らくなままブログ」を始めて、早くも2カ月が経ちました。私がここまで継続できているのも、こうやってこのブログをご覧くださり、ときおり励ましのお声をかけてくださる、あなたのお陰だと、心から感謝しています。本当に、いつもありがとうございます。
このブログを始めようと思ったのは、2020年の秋頃のこと。
私というちっぽけな人間ではありますが、これまでの経験で得た「毎日を楽に楽しく生きる私なりのワザ」について、ありのままに綴ってみようと思ったことが始まりです。
当時、子育てをしながらフルタイムで働く私は、家事に育児に仕事に追われ、時間の余裕も、心の余裕も、全くありませんでした。毎日それなりに充実はしていましたが、時間と心の余裕がないせいか、気がつくといつも夫や子供に対してイライラしていることが多く、今思い返せば、「幸せの感度」がとても低かったように思います。
でも、当時の私なりのトライ&エラーを繰り返した結果、今では「幸せの感度」を少しずつ高めることができ、過去の私よりは、「毎日を楽に楽しく生きる」ことができるようになってきたように思います。
その「毎日を楽に楽しく生きる」ためのベースだと感じているのが、
①自分の心と体(運動、食事、睡眠)を整えること
②周りの環境(家事、育児、夫婦、仕事など)を整えること
という、ある意味、当たり前とも思えることを、毎日きちんと整えていくことこそが大切だと感じていて、それについて日々実践していることを、ありのままに綴っているつもりです。
このように私は感じているのですが、このことを後押ししてくれる本に出逢いました。
今日は、その本について紹介したいと思います。
(※心に響いたところにふせんをつけてたら、気づいたときには本がふせんだらけになってた。笑)
『精神科医が見つけた3つの幸福』
樺沢 紫苑 著
この本は、単なる幸福論ではなく、様々な研究結果をもとにした「幸せを感じるための実践方法」について書かれています。
本書の中で、特に、学びを得たことや共感したことを、紹介します。
(1)3つの幸福の優先順位こそが重要
私たちが「幸せ」を感じるときに、脳内で分泌されている主な脳内物質は、「ドーパミン」、「セロトニン」、「オキシトシン」だと言われています。
つまり、この3大幸福物質が十分に分泌された状態のときに、私たちは「幸せ」を感じるということなのですが、
この3つの幸福物質の優先順位こそが重要だというのです。
第1順位 セロトニン的幸福
・心と体の健康
・自分を大切にすること
第2順位 オキシトシン的幸福
・つながりによる安心感
・家族を大切にすること
第3順位 ドーパミン的幸福
・お金や成功
・達成して得るもの
この順位を間違えると、幸福になるどころか、むしろ不幸になる可能性さえあるということを著者は示唆しています。
本当にそのとおりだな~と思います。
社会的成功をして富を得ても、家族をないがしろにしたり、自分の健康を害しては、決して幸せとは言い難いですよね。
まずは、自分自身の心と体を大切にして健康でいるということが、毎日を楽に楽しく過ごすための大前提。そして、夫婦や子供、職場での人間関係を整える中でさらなる幸せを感じ、その上で、仕事等を通じた社会的成功を収めてこそ、心から幸せを感じられるものだと思います。
(2)3つの日記で幸せの感度を高める
ポジティブ日記
・セロトニン的幸福を手に入れるため
・寝る直前に「今日楽しかったこと」を書く
感謝日記
・オキシトシン的幸福を手に入れるため
・「今日感謝できたこと」を書く
親切日記
・オキシトシン的幸福を手に入れるため
・「今日誰にどんな親切をしたか」を書く
寝る前15分に「良いこと」を考えることは、脳や心身にとって非常に素晴らしい効果があるそうです。
私は、日記を書く習慣がないのですが、「幸せの感度」をさらに上げていくために、さっそく寝る前15分の3つの日記を取り入れてみようと思います!
(3)ドーパミン的幸福を手に入れるには
ドーパミンには『「幸福感や達成感」といった光の部分』と、『「もっと欲しいという依存症」になりうる闇の部分』があり、出せば出すほど良いという単純な物質ではないようです。
ですから、この「『ドーパミンとうまく付き合う』ことが、人生で成功するか失敗するかの分かれ目であり、幸せになれるかどうかの分かれ目でもあります。(本文から引用)」と著者は述べています。
その「ドーパミンとうまく付き合う」方法のひとつが、「ちょっとだけ難しい」と感じるような小さな挑戦をして、小さな達成を繰り返す、ということだそうです。
少し前までの私は、新しいことに挑戦することがあまり得意ではありませんでした。大人になって今さら何かに挑戦して失敗するのは恥ずかしいことだと思っていました。
でも、あるときから、このブログを始めたり、クラシックギターを始めたり、自分の殻を破って小さな挑戦を始めてみたところ、失敗がむしろ「成長の楽しさ」と感じるようになり、明らかに「幸せの感度」があがったと実感しているほどです。
ですから、偶然にも、ここ最近始めた小さな挑戦は、ドーパミンとうまく付き合い、「幸せの感度」をあげるために、とても良いことだったようなので、今後も継続していこうと思っています。
(4)幸せになる「お金」の使い方
この本では、「お金」の使い方についてもきちんと綴られています。それほどに「お金」は人々の幸せに直結しやすいと考えられているからでしょう。
でも、著者が断言するのは、幸せというのは、「お金」の「所有量」ではなく、「使い方」に左右されるということです。
著者は、「お金についての正しい知識」をつけることが重要だといいます。
これについても、本当にその通りだなぁと思います。私も「お金についての正しい知識」をもう少しきちんと身につけて、活きたお金を使えるようになりたいと思いますし、そうすることで「幸せの感度」を上げていきたいと思っています。
樺沢 紫苑 著『精神科医が見つけた3つの幸福』
この本は、「幸せになりたい」、「楽に楽しく生きたい」と思う人に、ぜひ手にとってもらいたい本です。
とても読みやすいので、おススメです!
今日も最後までご覧くださってありがとうございます。
またお会いしましょう。