『喜ばれる人になりなさい』に学ぶ、母親として大切にしたい3つのこと
こんにちは、らくなままです。
今日は、永松茂久さんの著書『喜ばれる人になりなさい』に学ぶ、母親として大切にしたい3つのことについて書きたいと思います。
永松茂久さんといえば、2020年ビジネス書の年間売上ランキングで1位を獲得した『人は話し方が9割』の著者ですね。
もとは、2001年に、たこ焼きの行商から商売を始められ、2003年にダイニング陽なた家という、口コミだけで県外から毎年1万人を集めるような大繁盛店を開業された経営者のおひとりでもあるようです。
この『喜ばれる人になりなさい』は、主に、永松茂久さんの「お母さん」にスポットを当てて描かれている実話です。
永松さんが経営者として成功された秘訣は、お母さんからの「喜ばれる人になりなさい」という言葉にあるようなのですが、そんな永松さんを育てた母たつみさんのリアルな子育て法が、今まさに子育てに奮闘している私たちを勇気づけてくれる、とても印象的な本です。
ぜひ、気になる人は手に取ってみてほしい本なのですが、本書の中で最も印象に残った「母親として大切にしたい3つのこと」について綴っておこうと思います。
永松さんのお母さんであるたつみさんが、「母として決めていた3つのこと」が、以下のとおりです。(本文から引用)
1 子どもに対する心配をする時間があるなら、それを自分の好きなことをやる時間に変えること。その姿を子どもに見せれば、子どもは将来そうやって楽しく生きることができる人間になるって信じてるから。
2 子どもがどんな状態であっても、お母さん自身が自分の機嫌は自分で取りながら明るく生きること。
3 何があっても子どもの味方でい続けること。何があっても子どもの未来を信じること。
私は、この3つの考え方に、深く共感しました。
母親の多くは、子育てに一所懸命です。
それゆえ、つい過剰に心配し過ぎたり、
親の意と反する状態になると、落ち込んだり、怒ったりしてしまいがちです。
でも、母たつみさんは、そんな心配をする時間があったら、
自分の好きなことをすること、
そうやって、自分の機嫌は自分で取りながら明るく生きることの方が、
よほど子育てに良い影響があるということを、
私たちに教えてくれているように感じました。
母であるたつみさんは、息子である永松さんに対して、いつもこう言っていたそうです。
「あんたのこと信じてるよ」
「大丈夫よ、あなたならできるから」
親からこんな風に言われ続けたら、子どもとしても嬉しいですし、
何でも前向きにやってみよう、と思えるのではないでしょうか。
それくらい、子どもの味方でいること、子どもを信じること、って大切なことなんだと、
改めて考えさせられる機会になりました。
しかし、いざ私自身を振り返ってみると、
つい子どもにこんなことを言っている場面が目に思い浮かびます。
「(勉強しないで)大丈夫なの?」
「(危ないわね…)本当にできるの?」
子どもの味方でいること、子供を信じること、
当たり前のようですが、日々実践することは容易ではないことに気づかされます。
「あなたのこと信じているよ」
「大丈夫よ、あなたならできるから」
これからは、口癖になるまで、意識して使っていきたいと思います。
『喜ばれる人になりなさい』に学ぶ、母親として大切にしたいことは、
「母親である私たち自身が人生を楽しむこと、そして、子供を信じること」です。
シンプルですが、簡単なようで難しく、難しいようで簡単なことだと感じています。
ぜひ、今日から、実践していきたいです。^^