断捨離がマイブーム
こんにちは、らくなままです。
いま、私たち夫婦のなかでは、「断捨離」がマイブームです。
先日、夫が珍しく体調を崩してしまい、長い期間寝込むという経験をしました。
幸いに全快したのですが、
それを経験した主人がこう言いました。
「いつ死ぬか分からないから、モノを減らしておきたいと思った」と。
「うん、たしかに」
私もこの言葉にとても共感しました。
私たちはアラフォー世代ですが、
必ずしもずっと健康であるとは限りません。
また究極を言えば、明日生きているとも限りません。
私は、仕事柄、死と直面することもあるため、
「若くても、死ぬときは死ぬ」
ということを日々肌で感じているのです。
そのように日々肌で感じてはいながらも、
「自分自身の生活にしっかりと落とし込む」ことは、
容易ではなく案外難しいことです。
しかし、今回、夫が体調を崩したことをきっかけに、
「本気で断捨離をしてみよう!」
と思い立ちました。
もともと要らないモノはさっと捨てるタイプなので、さほど断捨離するモノはないだろう~と思っていましたが、改めてよくみてみると、「無駄なもの」がまだまだ山ほどあることに気付きます。
「もしかしたらまた使うかも・・・」
こういうモノのうち、過去3年使っていないものは、今後もほぼ使わないので、
さほど必要のないものと断言してもいいでしょう。
でも、なんとなく取っておいてしまうのが人間の心理。
こういった、さほど必要のないモノを、ひとつひとつ削ぎ落とす作業をしています。
かの有名な樹木希林さんは、生前から「終活」に取り組んでおられ、「モノを増やさない生活」を意識していらっしゃったのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
モノを持たない。
モノを買わない。
モノを最後まで使い切る。
樹木希林さんのモノに対する考え方は、ある意味、どの世代にも通じるものがあるのかもしれないと感じました。
ただし、この境地に至ったのも、今まで散々「無駄なモノ」を買ってきたからだともいえます。
断捨離は、
「これから先、自分にとって、本当に必要なモノは何か?」
を洗い出す作業になります。
それは、同時に、
「これから先、何を大事にして私は生きていくのか?」
という問いと向き合うことになります。
まだ、始まったばかりのマイブーム「断捨離」。
今の私にできる範囲で、不要なモノを手放したあと、私は何を感じるのか。
それが、とても楽しみです。