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笑顔の効果
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こんにちは、らくなままです。
毎日笑顔で過ごしていますか?
にっこり微笑んだり,
わっはっはって声を出して笑ったり,していますか?
笑顔でいる人を周りから見ているだけで,
癒されたり,元気をもらったり,
その人に対して,とても良い印象を持つことがあります。
笑顔でいることは,素晴らしい行いのひとつです。
なぜなら,笑顔は,誰でも,いつでも,どこでも,人に与えられるものだからです。
笑顔は,たとえモノやお金がなくても,誰でも人に与えることができる最高の施しです。
しかも,与えても,与えても,減ることはありません。
むしろ,減るどころか,周りの人までをも笑顔にしてしまう力をもっています。
笑顔でいることを,仏教では,七つの布施のひとつで「和顔施」といいます。
いつも和やかに,おだやかな顔つきで人に接するという意味で,
モノや金がない人でもできる立派な布施行の一つとして,
昔から大切にされてきた考えなのです。
また,今から200年以上も前に,
日本の精神を記した「武士道」の中で,新渡戸稲造氏は,
昔から日本人は,自分の弱点を厳しく突かれたときでも,常に笑顔を絶やさない傾向にあるとし,
日本人にとっての笑いは,乱された心の平衡を取り戻そうとするものだと述べています。
つまり,笑顔は,
他者への立派な布施行であると同時に,
自身の平常心を保つためのワザのひとつであるともいえます。
笑顔が,体にも良い影響を与えることは,科学的にも証明されています。
自律神経研究の第一人者である医師の小林弘幸氏は,自らの著書の中で
口角を上げてニコッと笑うと副交感神経の数値がぐんと上がるということや,
笑うことでリンパ球の中のナチュラルキラーセルの働きが活性化すると述べています。
つまり,笑顔は,
自律神経を整えたり,がん細胞を攻撃する働きを強めたり,
体にもとても良い影響を与えるものなのです。
笑顔でいるだけで,
周りにも,自分にも,良い影響を与えるのですから,
笑顔でいることを心がけると良いかもしれません。
1日1回,口角を上げて笑う。
そうすると,いつしか笑顔でいることが習慣になります。
そうすれば,「毎日人に与えられる人」になれるのです。